CNCで遊ぶ


中華CNCの人柱記録 (1)

いきなり買ってしまえ?!

ことの発端は、オリジナルのプリント基板を作りたいと思っただった。
ホビーユーザの一般的な作り方はエッジングだと思うが、廃液の処理とかなんかややこしそうなので違う方法を模索していた。その時に目についたのがレーザーカッターを使った方法だった。
しかし、10cm×10cm程度の大きさの基板を加工できる安価なものは見当たらなかった。
何日かレーザーカッターを探していた時CNCフライス盤とレーザーカッターの両方が使えるという商品を見つけた。
え?!こんなのあり?!
ならばと視点を変えて、CNCフライス盤でプリント基板を作れないかと思ったら、先達がおられた。
私も続けとばかり後先考えずに安価なCNCフライス盤を入手することにした。

メインのターゲットがプリント基板なので、3軸制御でこと足りる。ならば安くても大丈夫でしょ。と、安易に考えてたどり着いたのがAliExpressで販売されていた3 Axis Mini CNC Router 200*300mm Engraving Area PCB Milling Machine for Woodworkingだった。
商品自体は意外と早く届いた。しかし、そこは中華製。いろいろと問題が...。

見た目からチープ

まず目を疑ったのは、ねじがまともに締まってない。
材質は、塩ビ?
いかにも手作り。
そして、マニュアルが中国語。読めないでしょ!!(PDFで提供されていたので、Googleさんに頑張ってもらうことになりました。Googleさん、ありがとうございます。)

初めて触るCNCフライス盤です。
通電確認もままならず、苦労が始まりました。